Thursday, December 8, 2016

南北非武装地帯の生態系調査結果 韓国環境部が公開へ

【世宗聯合ニュース】韓国環境部と国立生態院が南北軍事境界線に接する非武装地帯(DMZ)を40年以上にわたり調査し、同地域の動物や植物をまとめた報告書が9日に発行される。

DMZ一帯の代表的な動植物(環境部提供)=(聯合ニュース)

同報告書によると、調査の結果、DMZ一帯には植物(1854種)、哺乳類(43種)、鳥類(266種)、両生類・爬虫(はちゅう)類(34種)、陸上昆虫(2189種)、淡水魚類(136種)、底生無脊椎(せきつい)動物(351種)の7分野で合計4873種の野生の動植物が存在すると確認された。

 このうち、ジャコウジカ、ツキノワグマ、カワウソ、クロアカコウモリなど哺乳類5種、コクチョウ、カラシラサギなど鳥類9種の16種は韓国で絶滅危機野生生物1級に指定されている。

 特にタンチョウやジャコウジカなどは韓国ではDMZでしか確認されていないことが分かった。

 絶滅危機野生生物2級に指定されている植物15種、哺乳類6種、鳥類34種、陸上昆虫3種、両生類・爬虫類5種、淡水魚類10種、底生無脊椎動物2種の合計75種も確認された。

 DMZ一帯の面積は1557平方キロメートルで、韓国の国土の約1.6%に相当するが、今回確認された4873種は朝鮮半島で確認された2万4325種の約20%を占めている。

 絶滅危機野生生物246種のうち、約4割の91種が同地域に存在していることが分かった。

 国立生態院の研究チームは、DMZ一帯が軍事施設の保護や安全上の理由で、一般人の出入りが制限されているため、野生の動植物が生息するための安定した空間になっており、生態系が豊かであると説明した。

 環境部と国立生態院は今回の調査に基づき、結果をデータベース化する計画だ。

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